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いもばんあそび@昭和のあそび広場




  地元のお祭り「どっぷり昭和町」の「昭和のあそび広場」で、いもばんあそびと題した出店をしました。天候に恵まれ、町内外の子どもたちやご家族が公園に大勢集まって昭和の遊びを楽しむ中、いもばんもたくさんの方に参加していただきました。丁寧に彫ったおいもを手に取り、絵の具の混色の面白さにはまった子どもたち。中には一時間くらいスタンプに没頭している子がいたり、ご両親と一緒になってつくったり。木陰でのんびりいもばんを楽しんでもらうことができました。

 当初は、小さな子どもに彫刻刀は危ないのではないか、震災で食料を必要としている方々のいる中、食べもので遊んでもよいのか、芋はどこから調達するか、絵の具は何を使うかなど、多くの課題がありました。準備の段階でいろいろな方にご意見をきかせていただき、結局わたしは芋を使うことにしました。多くの被災者にとっての食料としての芋数本よりも、ひときれの芋から生まれる目の前の子どもたちの喜びに向けて、私にできることがあるのではと思えたからです。ふたを開けてみると、「お芋の黄色がきれい」とか「(しめった)お芋に絵がうつった!」とか、子ども達なりに芋の自然を観察していました。いもばんを大切に包んで持って帰っていたのも印象的でした。またご理解あるおかあさんに見守られながら、4歳の子が彫刻刀を丁寧に使っていました。食べもののお芋と危ない彫刻刀は「もったいないよ!汚れるよ!危ないよ!」に引っかかるかもしれません。けれどちゃんと目の前のものは何なのかとか、使い方を教えて見守ってあげれば、ほとんどの子ども達は大切に扱ってくれるものなんだと改めてわかりました。

 「昭和のあそび広場」は、地域の子供会がなくなりつつある今、子どもたちが集まっておもいっきり遊べる場所をと、4年前から有志で始めたイベントだそうです。公園をかけ遊んでる子どもたちと、被災しておもいきり遊べない子どもたちが同じ時代を生きていくのだなと思いました。そしてもしかすると、被災しておもいきり遊べない子ども達の方が、身の回りの自然の中で遊ぶ方法をよくしっているのかもしれないとも思いました。

 さてお祭りが終わって、お芋があまりました。土に育って掘り出された芋が食べものになるまでの間に、いもばんのひとときがありました。お世話になった方に差し上げて、これからはお芋レシピの開拓です。最後になりましたが、アドバイスくださったり、ご協力いただいた方々に心より感謝を述べたいです。

使用した材料:
さつまいも 茨城県産
絵の具 マッチブライトカラー、土絵の具
紙の提供 矢野紙器株式会社



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