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生徒作品(2019.11.10)

 

 

 

(A.H.さん)

 

カリキュラム自由制作 思い出に残るライブシーンを描かれました。演奏者のカラフルな配色にはカリキュラムCMYKの技法を、背景にはカリキュラム彫り進み木版画の技法を取り入れ、技法を組み合わせて一つの絵にしました。細部の彫りや色合いを決めるのに時間をかけ、力作を完成させました。野外ライブの気持ち良さが伝わってくる楽しい絵になりました。

 

 

 

 

(Y.H.さん)

 

カリキュラム自由制作 二色二版のシンプルな方法で、蔵書票を描きました。輪郭線を彫るのに通常印刀(切り出し)を使うのですが、あえてそれを使わず、丸刀や三角刀で線を描くように彫ってみました。揺らぎのある線と緻密な木目のバランス、赤と黒というアバンギャルドな配色もいいです。

 

 

 

 

 

(T.W.さん)

 

カリキュラム白と黒の表現 ご近所のパン屋さんだそうです。パンや看板など緻密な線も丁寧に彫られていました。白と黒の部分が入り組んだ絵は彫るのに頭を使いますが、下絵づくりで出来上がりのイメージをぬり絵するなど、絵を整理してから彫り始めたので、案外スイスイと彫ることができたと思います。ディテールが賑やかな作品は楽しいですね。木版画家・川西英さんのモダンな神戸風景を思いおこしました。

 

 

山荘日記 - -


生徒作品(2019.10.27)

 

 

 

(R.M.さん)

 

カリキュラム自由制作 アングルを工夫した絵をいつも用意してきてくださる方で、写真を元にした絵を整理しました。複雑な階段を版分解するのに一苦労でしたが、光の階調を板ぼかしで表すなど工夫を凝らして陰影をつけました。手すりの存在感がシュールでいいなと思います。

 

 

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生徒作品(2019.9.18)

 

 

 

(M.Y.さん)

 

カリキュラム自由制作 カリキュラムを一通り終え、下絵作りから版の分け方までご自分で考えて取り組まれました。課題だった風景画の奥行きについては、空気遠近法を意識して、絵の具の微妙な濃淡を工夫されていました。教室に通い始めて3年近くが経ちましたが、始めた頃に思い描かれていたような風景画を一からご自分で作り出せるようになりました。

 

 

山荘日記 - -


生徒作品(2019.9.9)

 

 

 

 

 

 

 (L.E.さん)

 

上の作品はカリキュラム彫り進み木版画で制作されました。この作品での色の刷り重ね方を踏まえて、下の作品を多版で作られました。最終的には色を刷り重ねることを積極的に試み、目標だった風景画を完成するまでになりました。下の作品の砂浜の質感表現なども、刷り具合をうまく調節できていると思います。

 

 

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生徒作品(2019.8.4)

 

 

 

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(A.H.さん)

 

カリキュラム彫り進み木版画 1枚の版木を彫っては摺るのを繰り返して作る彫り進み木版画。この作品では8段階くらいに分けて彫り進みました。時間と忍耐を要する作業になった反面、段階ごとに絵が充実していく手応えを感じながらできたのではないかなと思います。グラデーションや板ぼかし(彫りによるぼかし)など、新たな表現にも挑戦し、階調による遠近表現と夕景の空気感がうまく調和したと思います。

 

 

 

 

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(Y.I.さん)

 

カリキュラム彫り跡と陰影表現 栗が好物だそうで、西明寺栗という大きな栗を描きました。写真を参考にしながら下絵を描くのに苦労しましたが、形を単純化したり遊び心のある色使いをして、写真よりもおもしろい不思議な色・形になりました。説明のための絵よりも、シンプルに色・形がおもしろい絵の方が見ていて楽しいですね。

 

 

 

 

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(R.Y.さん)

 

カリキュラムゼ臠破 〆戮だを彫るのに時間がかかる主版法。彫るのが楽になるよう描いたシンプルな線が功を奏し、すっきりとしたインパクトのある絵になりました。摺りの水加減がうまく、軽やかなベタ摺りをさらりとこなすあたりも迷いがなく素晴らしいと思います。

 

 

 

 

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(R.Y.さん)

 

カリキュラムゼ臠破 椨CMYK 短期集中で海外から受講しに来られているので、ご自分のアイデアで二つのカリキュラムを合体させ、時間短縮しました。韓国の民画に出てくる虎をコミカルにアレンジして描きました。背景の薄墨色の色調は、水彩木版画ならではの透明感が生きています。

 

 

 

 

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(K.S.さん)

 

カリキュラム白と黒の表現 文房具愛をテーマに描いてきたいくつかの下絵の中から、形のバリエーションがおもしろいこちらの絵を選んで制作しました。白と黒の表現では、色彩にごまかされない形の面白さが際立ちます。作者は文房具や車などプロダクトデザインの形の観察する目をお持ちの方。そういう細部への観察力が生きた絵になりました。慣れない細かな彫りは難しい部分もあったと思いますが、次回の作品でも彫り方をアドバイスしたいと思います。

 

 

 


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7月15日の体験教室での作品です。上の作者は水彩木版画は実際にどうやって作るのかが知りたくて参加してくださいました。黒と赤というアバンギャルドな色彩を躊躇なく選ぶあたりがかクールです。下の作者は「年賀状を木版画で作りたいと毎年思うけれど、年の瀬には時間がなくなる」ということで、時間のあるタイミングでお越しくださいました。細い線を一定の細さで彫る緻密さに感心しました。

 

 

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生徒作品(2019.6.22)

 

 

(E.L.さん)

 

カリキュラム0貳迷真Ю△蝓〆毛の動かし方が難しい同心円状のグラデーションに挑戦しました。一枚一枚色を変えて摺ったので、時間はかかりましたが、いろいろな色のバリエーションができました。こちらの作品が中でも一番色が濃く鮮やかでした。色を濃くしたい時は、絵具をたっぷりのせるのはもちろん、版木を湿らせるのも、絵具を溶くのも、水の量を減らすと良いと思います。それでも濃くならない時は、二度摺りします。

 

 

 

 

(E.L.さん)

 

カリキュラム白と黒の表現 陰影をつけたポートレイトを下絵に描いてきてくださいました。下絵に描かれた線描のタッチを木版画で再現することは難しいですが、その代わりに彫刻刀でタッチを描くように彫ると線描ような動きが出ますし、白と黒の間の階調を表現することができます。

 

 

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水彩スケッチワークショップ

 

 

 

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ゴールデンウィークには、教室の皆さんを対象にした水彩スケッチワークショップを開きました。日頃の「絵が描けない」という声に応え、木版画教室では個別にお伝えしにくい絵の基礎の基礎を学べるよう企画しました。突き詰めて言えば絵を描くことにルールはないと言えますが、日頃気に留めていないような絵を描く上での「ものの見方」を知ることができれば、いろいろなことに応用できると思います。特に絵を描く順序を知っていると、1枚のスケッチから多版の木版画を作ることも楽しくなるでしょう。みなさん短時間でよく集中して描いていました。またこんな風に水彩絵の具に慣れ親しんでもらえる機会を作りたいと考えています。

 


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絵具工場見学

 

 

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先月は教室の皆さんと大阪発の老舗絵具メーカー・ホルベインさんへ絵具工場見学に行きました。私自身が絵具を作ることもあり以前から訪ねてみたかったのですが、最近の教室では、絵具や絵の描き方に関する質問を受けることが増えたので、皆さんに材料に興味を持ってもらう良い機会になると思い、企画してみました。

 

机上でのレクチャーでは、技術者の方が絵具の成り立ちや透明・不透明水彩絵の具の違いなど、わかりやすく解説してくださいました。私がなるほどと思ったのは、「絵具作りは集まった顔料粒子をほぐす作業」とおっしゃっていた点です。絵具メーカーは顔料の配合によって発色を操作していると思っていたのですが、そうではなくて、顔料粒子の大きさを揃える作業をし、発色を操作しているということがよくわかりました。

 

工場内の見学でも大変丁寧に解説してくださいました。絵具メーカーが品質の安定や発色にどれほど心を砕いて絵具を作られているのかを垣間見ることができて、生徒さんも「絵具を大事に使おうと思った」とのこと。その一言が聞けただけでも企画した甲斐がありました。画材を受け身で使うのではなく、自ら選んで作品を磨いていってもらえたらと思います。

 

追記:ホルベインさんの絵具製造については、こちらの本に詳しく書かれています。

『絵具の科学』ホルベイン工業技術部編, 中央公論美術出版, 2018

 

 

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生徒作品(2019.5.13)

 

 

 

 

 

4月29日(月祝)体験教室での作品です。下絵を描いていると出来上がりがどんな風になるのか、実際に彫れるのかなど、不安になってくるものですが、細かく入り組んだ絵でなければなんとかなるものです。お二人とも思っていたより良くできたと喜んでくださっていたと思います。次回の体験教室は7月15日(月祝)。たくさんのご参加お待ちしています。

 

 

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生徒作品(2019.4.27)

 

 

 

(K.F.さん)

 

カリキュラム彫り進み 朝焼けの写真を参考にして描かれました。彫っては摺るのを3回繰り返して作りました。建物の影の色を黄色の補色である紫色で摺り重ねることで、透明感のある影を表現することができました。

 

 

 

 

 

(A.S.さん)

 

カリキュラム抽象表現 いつもテーマにしている落語の演目を抽象的図案で表現しました。演目は「ろくろ首」だそうです。噺の内容は知らないけれど、タイトルを聞くと「座布団の上の幽霊?」など、想像して楽しむことができますね。彫りではキワ彫りを丁寧に仕上げるなど細部に注意し、完成度を上げることができました。

 

 

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生徒作品(2019.4.20)

 

 

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(F.K.さん)

 

カリキュラム自由制作 カリキュラムて麋任里燭瓩硫竺┐鯢舛い討てくださいましたが、二版ではできない絵だったので、三版で制作されました。レンガの一部にグレーを摺り重ねてあります。

 

 

 


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(H.M.さん)

 

カリキュラムて麋如〆拮瑤領愕埓がシャープなのは、印刀(版木刀)で丁寧に彫った証拠。背景の青と銅像の緑を摺り重ねて銅像の影を現しています。初めての多色摺りやぼかし摺りにも挑戦出来ました。

 

 

 


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(M.Y.さん)

 

カリキュラム抽象表現 普段は風景画を描くことの多い方ですが、その「風景画」を抽象化して描かれました。上の作品を完成目標にして制作に取り組んでいましたが、途中で絵の上下をひっくり返して摺ってしまったのが下の作品です。見る側に想像の余地を与えてくれたり、色彩の複雑な変化が面白い下の作品の方が、”抽象表現”という意味では相応しいかもしれない、などと二つを見比べて楽しむことができました。

 

 

 

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生徒作品(2019.4.3)

 

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(M.M.さん)

 

カリキュラム自由制作 真冬の北欧を旅して目に焼き付いた光景。色々と試行錯誤をして、彫り進みでグラデーションを重ね、光に奥行きを出しました。

 

 

 

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(R.Y.さん)

 

カリキュラムて麋如‘麋任鮟鼎佑詆集修魍悗咾泙靴拭H壇世領愕圓鉾弔椶し(彫って表現するぼかし)をしたのがクレヨンがかすれたような表情になりました。目の細かい彫りもよく気をつけました。

 

 

 

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(T.Y.さん)

 

カリキュラムゼ臠破 /閥瓩砲△訝嵎を描きました。絵が描くのが苦手とよくおっしゃっていますが、定規を使って描いたそうです。かえって難しい気もしますが、きっと注意深く描かれたんだろうと思います。土壁の色も綺麗でした。

 

 

 

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(I.Y.さん)

 



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(K.M.さん)

 

カリキュラム白と黒の表現 お二人とも下絵から完成まで一つ一つ丁寧に取り組んでいたのが印象的です。色々な摺り方を試して、水彩木版画の「絵と彫りにあった摺り」というのを感覚で感じてもらえたと思います。これを踏まえて色彩表現でも、色々な摺り方に挑戦してみてください。

 

 

 

 

 

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生徒作品(2019.3.3)

 

 

 

 

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(Y.I.さん)

カリキュラムCMYK ピンク、青、黄、黒色の4版を摺り重ねて、色のバリエーションの楽しい作品ができました。色のバリエーションを表現するのに、各色の濃度を調節するのが難しかったですが、最終的に絶妙なバランスで収めることができました。紙がまだ乾ききっていない時にスキャンしたので少し影が写ってしまいましたが、背景の色などとても美しかったです。

 

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(A.H.さん)

 

カリキュラム彫り跡と陰影表現 お友達のギターを描かれました。アコースティックギターのトラッド感に愛を感じます。影を板ぼかししたり、弦の線を彫るのがとても細かく、集中力が必要だっただろうと思います。細かな線は、印刀(切り出し)という細いカッターナイフのような彫刻刀で彫るのですが、細い直線を彫る場合など、持ち方を工夫するとうまく彫れます。印刀作業が上達すれば作品のクオリティが上がるので、最近は皆さんの印刀の持ち方、使い方、彫る順序を再確認しています。

 

 

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生徒作品(2019.2.15)

 

 

 

 

(R.M.さん)

 

カリキュラム彫り跡と陰影表現 複雑な細部のあるモチーフを明・中・暗の明るさの階調ごとに3版に分けて制作しました。砂時計の透き通った立体感を表現するのが難しかったですが、水彩画を描くように版木に絵の具の濃淡を描きこみ、摺り具合を観察しながら完成させていました。いつものトーンとは違う色彩に挑戦されたのも良かったと思います。

 

 

 

 

 

体験教室で制作された作品です。パイナップルの方は、ケーキのパッケージに使いたいとのことで制作されていらっしゃいました。美味しそうに出来上がって良かったです。山の等高線をモチーフにした絵は、下絵の時点ではどんな色彩になるか想像もつかなかったと思いますが、グラデーションが入ることで曲線の立体感が生きたと思います。

 

次回の体験教室は3月30日(土)13:30-17:00です。お申込みお待ちしています。

 

 

 

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暮らし用品

 

 

 

 

 

教室からほど近い暮らし用品さんで、私の木版画作品を取り扱っていただくことになりました。土絵の具を使った作品や小さな作品を預けています。空中山荘の顔となっているこちらの作品は、最後の1点となっています。どうぞお見逃しなく。

 

教室でも作品をお求めいただくことは可能ですが、お店のしつらえとして作品をご覧いただく方が、身近に置いていただくのをイメージしやすいかと思います。暮らし用品さんには、店主の審美眼で集められた粋な器が並んでいます。器の土や木と、木版画が響き合う心地よさを味わっていただけたら何よりです。


御堂筋線昭和町駅から徒歩3分。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
www.kurashi-yohin.com

 

 

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